安全スイッチ CTS-BR

多目的用途

CTS により、機器上およびシステム上の安全ドアおよびフラップの信頼性が確保されています。これは、プロセスおよび人、双方の保護に適しています。CTS は 3 方向に取り付け可能で、コンパクトな設計のため、柔軟に使用することができます。後付け可能なエスケープリリースなどのオプショナルアクセサリーを使用すると、CTS はあらゆる用途に対応できます。←RGB LED による新しい LED コンセプトにより、診断を 3 方向から視認することができ、詳細な状態情報とエラーメッセージも表示されます。

FlexFunction

CTS 安全スイッチは FlexFunction 装置であり、1 つの装置にさまざまな機能を搭載しています。選択できる機能は、使用するアクチュエーターにより決定します。そのため、スイッチはガードロック モニタリングあり/なし、および高い/低いコーデッド評価で設定できます。

取り付けおよび動作モード

CTS は、安全スイッチとセパレート・アクチュエーターという 2 つの部品でできています。安全スイッチは安全ガードの固定側に、アクチュエーターは可動側に取り付けます。←アクチュエーターは非接地のため、振動や調整不良に耐えることができます。スイングドアとスライドドアのどちらにも適しており、小回転半径ドアにも使用できます。

BR システム・シリーズ

BR バージョンでは、安全スイッチ CTS-BR、または BR システム・シリーズに属する他の EUCHNER 製品を、20 個まで直列に接続できます。配線には 2 種類のコンセプトがあります。
制御キャビネット内での直列接続:
配線は制御キャビネット内に収まっています。個々の CTS-BR のステータスに関するすべての情報を、制御システムに直接送信できます。
フィールドでの直列接続:
EUCHNER はフィールド配線において、M12 コネクターおよび Y ディストリビューターを使用して複数の CTS-BR を相互接続するオプションを提供しています。Y コネクターの代わりにパッシブ分配器を使用することもできます。この装置では、すべての安全信号と状態信号が、このフィールドで収集され、1 本のケーブルを用いてコントローラーに送り届けられます。