ECB-A-2K-A1-160397 (注文番号 160397)

注意

キーが付属 / アクチュエーター内蔵安全スイッチ CTP は別途オーダーしてください

機能説明

Euchner Control Box を制御システムと組み合わせている場合、有効な一意のトランスポンダー・コーデッド キー (CKS キー) がすべて差し込まれている間は、危険な機械の動作が可能になります。動作中に CKS キーが 1 つでも抜かれると、2 つの安全接点がオフになり、停止コマンドが作動します。CKS キーが抜かれている間は、安全接点はオフのままとなります。設備を再開させることはできません。

ロックアウト バーとしての機能

ECB 装置から CKS キーが抜かれている間、2 人まで危険エリアに入って整備を行うことができます。このとき CKS キーを持っている限り、予期しない機械の起動や、誤って機械に閉じ込められることによる危険にオペレーターが晒されることはありません。このように ECB は安全ロックアウト バーの機能を果たします。機械に入るときにユーザーが CKS キーを持ち歩いている場合に限って、システムは安全機能を十分に果たすことができます。

トラップ キー システムとしての機能

CKS キーが抜かれている間、オペレーターは危険エリアに安全に入ることができます。また、同じ CKS キーを使用して別の ECB 装置からローカルマシンの機能を起動できます。

ガードロックの制御

この装置の ECB-A-2K-A1-160397 バージョンには、安全スイッチ CTP-LBI-AP のガードロックを制御するオプションが備わっています。CKS キーがすべて装置に差し込まれている間は、接続されている安全スイッチにあるガードロックの解除を防ぎます。この組み合わせでは、ガードロックはプロセス保護の要件だけを満たします。ECB-A1 装置の役割は、以下の条件が同時に満たされた場合にのみガードロックを解除できるようにすることです。- 入力 IMP に PLC 信号が存在する。- 2 つの CKS キーの 1 つでも CKS キー アダプターから抜かれている。CKS キーが 1 つでも抜かれていると、安全スイッチ CTP-LBI-AP のガードロックを作動することもロック位置に動かすこともできません。ガードロックが解除されていると、安全スイッチ CTP-LBI-AP の安全出力 FO1A と FO1B はオフになります。安全スイッチ CTP-LBI-AP には、双安定ガードロック機能も備わっています。これにより、停電の場合にガードロックが確実に「ロック」または「解除」いずれか直前にあった位置にとどまるようにします。

EN ISO 13849-1 に準拠した安全性

カテゴリー 4 パフォーマンスレベル (PL) e の CKS キーおよびガード位置の監視 (キーが抜かれ、ドアが開いている場合、機械の不意の始動を防止)

コネクター配列

プラグコネクター (接続側から見た図)	ピン	名称	機能
		X 1.1	IMP	ガードロックソレノイドの制御入力、DC 24 V
		UB	動作電圧、DC 24V
		14	安全出力、チャンネル 1
		25	安全出力、チャンネル 2
		OI	診断出力
		OD	ドアモニタリング出力
		OL	ガードロック モニタリング出力
		0 V UB	動作電圧、DC 0V
		OMP	ガードロックソレノイド CTP 用制御出力、DC 24V
		UB	動作電圧、DC 24V
		13	安全出力 CTP 用接続、チャンネル 1
		23	安全出力 CTP 用接続、チャンネル 2
		OI	診断出力 CTP 用接続
		OD	ドアモニタリング出力 CTP 用接続
		OL	ガードロック モニタリング出力 CTP 用接続
		0 V UB	動作電圧、DC 0V